米苔目 ミータイムゥmi3tai2mu4 を作ってみました。 簡単に説明すると、米で作った麺です。 ただ、日本語でイメージする麺とは異なり、塩味のスープにいれて食事にすることもあれば、甘いシロップや氷と一緒に、スイーツとしていただくこともあります。
私が始めて食べたのは、台東の街中、その後台北でもいただきましたが、どちらも食事タイプでした。
すりつぶした米、もしくは米粉を水(またはお湯)で練って、細めのうどんくらいになるよう、小さな穴がたくさん空いた板状のものを通しながらお湯に絞り入れて茹であげます。 世界中に麺類はありますが、「包丁切り」「押出し」「手延」に分かれると聞いたことがあります。米苔目は押出し式、食べ方といい、ところてんのようなイメージでしょうか。(もちろん、米なので、ところてんよりもずいぶんボリュームがありますが)
ところで、最近、趣味でインド料理のレッスンに時々参加しているのですが、実は南インドにも、この米苔目そっくりのものがあることを知り、びっくりしました。 そっくりというか、材料も作り方もほぼ同じです。ただ、インド版は蒸して仕上げます。
インド版は、ヌーラッパム又はイディアッパムというそうで、朝ごはんの定番だとか。 専用の道具もあります。
中に生地を詰め、ハンドルをぐるぐるまわすと、押し出された生地が下からでてきます。 これがあると、米苔目も簡単。
インド版は、もちろんカレーとともにいただきます。ただ、お箸のない国で、麺状になったこの食べ物を、どうやって口に運ぶのか?残念ながら、レッスンで聞きそびれてしまいました。気になります。
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